2015/8/3 16:10:44

ボーダーコリーがかかりやすい病気トップ3を徹底解説!

    【股関節形成不全症】

    ◆症状

    走ったり飛んだりすることを嫌がったり、階段をのぼりたがらないなどの症状がでます。後肢の跛行がみられることがあります。後肢の跛行は通常運動後に悪化することが多いです。また症状が進むと「うさぎ跳び様」に後ろ足を飛ぶように歩いたり、腰が揺れるように歩く症状がみられます。症状が出てくるのは5~10ヶ月の若い犬と5歳以降の成犬で多くみられます。

     

    ◆原因

    先天的、遺伝的要因が原因で起こることが多い病気です。もともと持っていた遺伝的要因に急激な成長、体重の増加などの要因が加わって症状がでます。5~10ヶ月の若い犬では関節の緩みによる痛みが現れ、その後何年かたって股関節の軟骨が減ることによる変形性骨関節症での痛みがでることが多いです。

     

    ◆治療法
    痛みを軽減し、股関節の機能を維持する内科的な両方と、外科的な手術の方法があります。内科的な治療は痛みを軽減するための消炎鎮痛剤の投与、体重減少、運動制限が主な治療になります。この病気の60%のワンちゃんは内科的治療でQOLの維持ができますが、それが不可能な場合は外科手術が必要な場合もあります。

     

    ◆予防法
    遺伝的な病気のため、この病気をもつ犬は繁殖に使わないように注意しましょう。

    【進行性網膜萎縮】

    ◆症状

    網膜が変性する異常により、最初は視力が低下し、最終的には失明してしまう病気です。最初は夜盲症と呼ばれる暗い場所での視力の低下が現れます。夜の散歩で物にぶつかる、動きが鈍くなる、踏み外すなどの行動がみられます。その後徐々に視力の低下が進み、最終的には失明します。飼い主は散瞳した瞳孔に気づくこともあります。犬は慣れた生活環境では視力が低下してもいつも通り生活ができるため、いつもと違う環境に行ったとき、急に目が見えなくなったとして気づくこともあります。視力の低下によって起こる症状は、物にぶつかる、ごはんの場所が分からない、物を目で追わないなどがあります。


    ◆原因

    遺伝的な要因により、網膜の細胞に変性を起こす病気です。


    ◆治療法

    有効な治療法はなく、徐々に視力が低下し、最終的に失明します。


    ◆予防法

    遺伝的な病気のため、この病気をもつ犬は繁殖に使わないように注意しましょう。


    【神経セロイドリポフスチン症病】

    ◆症状

    セロイドリポフチンと呼ばれる色素を代謝する酵素に異常がおき、蓄積していく遺伝的な病気です。最終的には蓄積した物質により脳細胞が冒され、運動障害や視覚障害などの神経症状が現れます。症状が現れるのは1歳から2歳です。フラフラした歩き方から歩行困難になり、転倒したり、段差を登れないなどの症状があります。他には物にぶつかったり、いろんな物に対して異常に恐怖を示し錯乱状態になるなどの症状があります。症状がでると急激に進行し、3歳半以内でなくなる病気です。発症確率は1/1800と言われています。


    ◆原因

    遺伝的な原因で、セロイドリポフチンと呼ばれる色素を代謝する酵素に異常がおき、代謝ができないため細胞に蓄積していく病気です。蓄積した物質により、脳が損傷することにより運動障害や視覚障害などの症状がでて、最終的には死亡する病気です。


    ◆治療法

    有効な治療法がない病気です。


    ◆予防法

    遺伝的な病気のため、この病気をもつ犬は繁殖に使わないように注意しましょう。


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