2016/6/17 11:56:49

トライカラー?ブルーマール?ボーダーコリーの毛色ってどんなものがあるの?

    1. カラーが豊富なボーダーコリー!

    ボーダーコリーといえば何色?

     ボーダーコリーといえば、どんな毛色の子が思い浮かびますか?
     

     おそらく、大多数の方がブラックホワイト(黒と白)を思い浮かぶでしょう。
     実際、ボーダーコリーの半分以上がブラックホワイトであり、流通しているカラーもこの毛色が多いです。
     
     ボーダーコリーの毛色は実はブラックだけではなく、他にも様々なカラーが豊富にあります。
     

    豊富なカラー

     
     
    レッドホワイト
     真っ赤ではなく、ここで言うレッドはクリーム色、または明るい茶色を指します。
     また、レッドとブラウンはレアなカラーと言われております。
     
    ブラウンホワイト
     ブラウンではなくチョコと言う方も中にはいらっしゃいます。濃い茶色なのですが、あまりわからない子もいればはっきりと茶色だとわかる子もいます。
     
    ブルーホワイト
     レッドと同じように、ブルーもそのままの意味を表しているわけではありません。実際見てみると青というよりも灰色に近いという事がわかります。
     このカラーは一口に灰色と言っても青みがかっていたり、茶色がかっていたりと、成長すると共に色が多少変わっていきます。
      
    トライカラー
     黒、茶色、白の三色が入った非常に珍しい希少価値のあるカラーです。バーニーズマウンテンドッグのようなカラーを想像すると良いかもしれませんね。
     
     
     また、これ以外にもライラックやセーブルなどと言ったカラーがありますので、ボーダーコリーの毛色は非常に豊富である事が伺えます。

    2.マールについてご存じですか

    もっとレア!?ブルーマール

     ボーダーコリーの中でも特にレアカラーと言われているブルーマールは、全身が大理石のようにグレーと白と黒が混じった色です。
     
     大変人気な毛色である為、日本国内では高価格で販売されている事が多いでしょう。その値段は30万~50万と幅がありますが、多く流通しているブラックホワイトと比べたらなかなかのお値段です。
     
     また、ブルーマールだけでなくブラウンマールやレッドマールなどの毛色もあります。ですがこの【マール】系のカラーは、繁殖されるに望ましくないと言われております。

    photo by Peet de Rouw

    色素だけではない…マール因子が働くと

     ブルーマールなどの毛色の子の遺伝子には、【マール因子】というものが含まれております。
     このマール因子は、主に毛色を部分的に色素生成の抑制をする為、その部分だけ色素が薄くなり、ぶちのような柄になります。
     
     このマール因子が、毛色に働けば立派なブルーマールになるのですが、例えばこのマール因子がそれ以外の個所で働いたらどうなるでしょうか?
     
     耳に働けば聴力の低下、眼に働けば視力の低下、最悪の場合、それぞれの機能を失ってしまうという事もあり得るのです。
     
     ひどい状態ですと、眼球そのものがないまま出生される事があります。
     
     また、眼や耳でなく内臓にマール因子が働く可能性もあり、その場合生まれつき重篤な心疾患を持っている子が生まれてしまいます。

    photo by Nick Cowie

    どうしたら避けられる?

     マール因子は、どのようにどうやって働くかどうか事前に把握する事は出来ません。
     
     遺伝子を人が操作する事が出来ない為、そのマール因子が確実に障害として表れるか、毛色として反映されるかどうかはブリーダーにもはっきりとはわかりません。
     
     マール因子を持つすべての子に、障害が現れる可能性があるという事を承知のもと、マール系のカラーのボーダーコリーを飼いましょう。
     両親ともにマールカラーの子供はマール因子が強く出やすい傾向がある為、視覚や聴覚、内臓などに影響が出やすくなります。
     
     もしもマール系カラーのボーダーコリーを購入する際は、ブリーダーにあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

    3.ボーダーコリーの見た目あれこれ

    目の色と毛の色が値段を左右する

     ボーダーコリーの目の色は、毛色が濃ければ濃いほど瞳も黒く、薄ければ薄いほど瞳が青くなります。このようなブルーアイは劣性遺伝子として言われており、視覚障害が起こる恐れもあります。
     外見がとても神秘的なところに魅力を感じられ、外見の美しさから購入に至る飼い主さんも少なくはないようです。
     
     このブルーアイなのですが、片側にしか現れないというボーダーコリーも中にはいるようです。片側だけブルーの子を【バイアイ】と称します。
     実は、このバイアイの子はスタンダードからかけ離れている為、低価格で取引される事が多いです。
     
     また、毛色が左右対称ではなく、顔の片側が白、片側が黒というパンダのような模様のボーダーコリーも低価格である事が多いと言われております。こちらは劣性遺伝子というわけではなく、単純なミスカラーと言われております。
     ボーダーコリーそのものの犬種を好み、外見を気にしないという方にはオススメでしょう。

    photo by Peet de Rouw

    スムースとロング

     ボーダーコリーと言えば大抵の方がロングコートを想像するでしょうが、実は毛の短いスムースコートもあります。被毛には二つの種類があり、日本国内でも人気があるのはロングコートの方です。
     
     スムースコートとロングコートの決定的な違いは、その気質にあります。
      
     ロングコートは周りから親しまれやすい性格をしておりますが、スムースコートは少し気難しい子が多いと言われております。
     
     しかし、その点運動能力や訓練性能はロングコートよりも上回っております。
     
     スムースコートは、飼い主さん自身が訓練をする事を好み、競技大会などに出場する事に意欲を持っている方には大変オススメでしょう。

    photo by Chris Barnes