2016/6/17 12:16:51

ボーダーコリーの吠える行為を抑えよう!正しいしつけでお利口に♪

    1.賢くたって吠える時は吠えるんです

    まったく吠えない犬などいない!

     もしも、一生言葉を話すなと言われたらどうしますか?果たしてそれは可能であると言えるのでしょうか。
     犬に吠える事をやめさせるという事はそういう意味です。
     
     犬が吠える事を私達が嫌がるのはいくつか理由があります。住宅環境の都合や、時間の都合、断続的に吠える事の不快感。
     このようにどれをとっても人にとって【不都合】な為、吠える行為を問題行動と称して煙たがります。
     
     結果として、人はあの手この手で犬に対してなんとか吠えないように矯正しようと試みますが、冒頭の通り、それは人に対して「話すな」と言っている事と同じです。
     まずは、吠えるという事は犬にとって当たり前である事、吠える事をやめさせるのではなく、吠えてはいけない場所、時間に吠えないようある程度抑える(コントロール)しつけをしなければならないのです。

    photo by uroczysko.net.pl

    牧羊犬として優秀だからこそ

     まったく吠えないボーダーコリーなど存在しません。ボーダーコリーは牧羊犬である為、吠えたり追いかけたりする事を仕事にする犬種です。
     やたらと吠えるからと言って「頭が悪いのでは?」と思わないようにして下さい。
     
     では、なぜボーダーコリーがよく吠えるのか?元々の気質がそうだからというのも理由ではありますが、他にも理由があります。

    それぞれの理由と改善方法

     
     ・運動量が足らず満足していない
     ボーダーコリーは他犬種と比べて多量の運動量を要求される犬種です。想像以上の運動量ですので、意外と満足させられていない飼い主さんがたくさんいます。
     極端な話、たっぷり運動させておけばボーダーコリーは疲れて寝てしまう為、吠える余裕などありません。
     ボーダーコリーの吠え癖に悩む人の原因は、大抵この運動不足にあります。
     単純な事ではありますが、まずは日ごろの運動量を見直してみましょう。
     
     ・警告
     ボーダーコリーは自信のあるプライドの高い犬です。しかし、中には極端に自信がなく人や犬と接する事を警戒する子も少なくはありません。最悪の場合咬みついてしまう恐れもあります。
     頭が良いのも相まって一度警戒心を抱いてしまったら取り払う事はなかなか困難です。自分に自信がなく攻撃的になる子は自分の立場がわからず曖昧である事が多いですので、ボーダーコリーに自信をつけさせる為には、飼い主さんがリーダーシップを取る事です。
      
     ・自己防衛
     警告に近いものがあるのですが、仔犬の頃、人や犬、物に対して馴致が行われなかった場合、成犬になった時にその見慣れない物に対して攻撃性を示す事があります。
     外界からの刺激を与えてこなかったという事は、それだけ未知なものが多くなるという事であり、それが敵か味方かどうか判断が出来ません。
     その為にも、仔犬の頃に充分に色々な刺激を与える(社会化)必要があるのです。
     
     ・寂しさ
     これは分離不安症の症状と言えます。飼い主さんがいる時は大人しく、飼い主さんがいない時に吠えるという事がありませんか?
     極端な甘やかし、一人でいる事に馴れさせていない結果、一人でいる事を怖がり飼い主さんがいない事でパニックになり吠えてしまうというものです。
     これはしつけというよりも、留守番そのものに馴れさせる事で改善は出来ます。

    2.実はしつけの仕方に問題あり?!

    無意識に褒めている

     飼い主さんが無意識のうちに吠える事を強化している場合もあります。間違ったしつけをつづけた結果、こうなる事が多いでしょう。
     
     例えば、吠えている時に飼い主さんが近づいて叱ったりなだめたりする行動をとる事です。一見、普通の行動のように思えますが、これは吠える行為を助長させる最悪な行動です。
     
     普段大人しくしている時は放置しているのに、吠えている時だけ注目してくれるという事は、ボーダーコリーにとってご褒美となっているのです。
     吠えたら構ってもらえる、と学習したボーダーコリーはことあるごとに吠えてしまいます。
     
     また、この時おやつを与えて大人しくさせようとする事も言わずもがな逆効果です。通常の無駄吠え行動を矯正させる事よりも困難になってしまうでしょう。

    photo by uroczysko.net.pl

    不適切な罰

     体罰をすれば瞬時で大人しくなるでしょう。ですが、それはただの一時しのぎにしかならず、最終的には咬み癖などといった大問題につながります。
     体罰を受けたボーダーコリーは、飼い主さん=罰を与える存在といった構図が出来上がってしまう為、信頼関係が崩壊してしまいます。
     
     信頼関係はさらなる問題行動を生み出す他、問題行動を改善を悪くさせます。信頼関係さえ築いていれば、例え問題行動があったとしてもすぐに改善する事が出来るのがボーダーコリーです。
     
     決して手をあげるような事はしないようにしましょう。

    常に正しい行動を

     基本的にリーダーシップを取るようにする事が大事になってきます。特にボーダーコリーのような賢い犬種は、常に人の行動をよく見ているので、目ざとく相手が下かどうか判断します。
     
     1.ボーダーコリーが催促している時におやつや食事を与える
     2.家に入る時、家から出る時などボーダーコリーを先に外に出させる
     3.散歩のペースをボーダーコリーに任せる
     4.叱る時、褒める時が曖昧
     
     このような行動を続けていると、主従関係が逆転してしまい、リーダーシップというものをなくしてしまいます。

     特に1は、そのままにしておく事で【要求吠え】となってしまいます。何かをもらえるまで吠えてしまう恐れがある為、充分気を付けて接する必要があるでしょう。

     

    photo by skw

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